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平成14年5月21日
 お客様各位

パーティション構成を変更してハードディスクリカバリを行う際の注意事項

 Libretto L5シリーズ等 「ハードディスクリカバリ機能」を搭載している機種では、出荷時のハードディスクのパーティション構成は、以下のように2つ領域に分割しています。


システム領域 リカバリ領域

システム領域 ・・・ OSやアプリケーションと、お客様の作成されたデータが保存されている領域。
C:ドライブに割り当てています。(Libretto L5では、約17GB)
リカバリ領域 ・・・ ハードディスクリカバリ時に使用する復元用のイメージデータが格納されている領域。
(Libretto L5では、約 2.1GB)ドライブ名を割り当てておりません。

以下の機種で、出荷時のパーティション構成を変更してハードディスクリカバリを実施する場合、以下のことに注意してください。

■対象機種

モデル名 型番
Libretto L5/080TNKW PAL5080TNKW
Libretto L5/080TNLN PAL5080TNLN

1. システム領域を複数に分割してご使用いただく場合は次の事項に注意してください。

Windows 95/98/98SEのfdiskコマンドは使用できません。
上記fdiskコマンドでパーティションの構成を変更した場合、以下の問題が発生する場合があります。

パーティション領域を正常に認識できない場合があり、基本MS-DOS領域を特定のサイズ以上で作成できない場合があります。

正常にハードディスクリカバリが行えない場合があります。

ハードディスクリカバリ後に、お客様が作成したパーテーションを破損する場合があります。

ハードディスクリカバリ後、復元に失敗し次回からハードディスクリカバリが使用できなくなる場合があります。
 

fdiskコマンドでパーテーションの構成を変更する場合は、必ず、Windows Me 起動ディスクのfdiskコマンドをご利用下さい。

(操作に必要なシステム起動ディスク等は、お客様側にてご用意願います。)

 

2. リカバリ領域以外のパーティションを割り当てていない状態で、ハードディスクリカバリを実行すると、エラーが表示された後にリカバリ領域を破損して、次回からハードディスクリカバリが実行できなくなる場合があります。
 
リカバリ領域以外に、必ず1つ以上のパーティション(5GB以上)を設定した上で、ハードディスクリカバリを実行してください。

 

[注意事項]
基本的には、出荷時の構成でご使用されることを推奨いたします。
これらの操作によるデータ消去については、当社はいかなる保証も責任も 負いかねますので、あらかじめご了承ください。
fdiskコマンドでパーテーションを表示すると、「リカバリ領域」は「Non-DOS」と認識されますが、これは正しい状態です。「リカバリ領域」(Non-DOS)は、削除しないでください。
ハードディスクリカバリを実行すると、ハードディスクの内容は消去され、出荷時の内容になります。また、パーティションの変更(fdiskコマンド)を実行すると、操作を行ったパーティションの内容は、消去されます。
必ずデータのバックアップを取ってからハードディスクリカバリや、fdiskを実行してください。
リカバリ領域が削除されるなど、ハードディスクリカバリが行えない場合に、出荷時の状態に戻すには、修理対応(有償)となります。
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