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情報番号:010847  【更新日:2010.07.21

「Windows バックアップ」特定のファイルやフォルダーを定期的にバックアップする方法<Windows(R)7>

対応機器・対象OSとカテゴリ
対応機種
対象OS Windows(R)7
カテゴリ Windowsの操作/設定、Windowsの便利な使いかた、Windowsソフトウェア、バックアップ、データのバックアップ

回答・対処方法

はじめに

Windows 7の「Windowsバックアップ」を使用すると特定のファイルやフォルダーを指定したスケジュールで定期的にバックアップすることができます。

■本機能でバックアップ先として指定できる保管場所

以下の記録メディアまたは場所にデータファイルを保管することができます。

  • 書き込み可能なCD/DVDメディア
  • USBフラッシュメモリ
  • 外部ハードディスクドライブ
  • ネットワーク上の共有フォルダーやドライブ *Windows 7 Professionalのみ

※バックアップは、外部ハードディスクドライブに保存することをおすすめします。
※内蔵ハードディスクの別のパーティションを指定することもできますが、内蔵ハードディスク自体が故障した場合はバックアップも失われる可能性があります。

■バックアップの対象

バックアップの対象となるデータファイルは、Windowsで自動的に選択させる、または自分で選択することもできます。

  • Windowsで自動的に選択させる
    そのコンピューターにアカウントを持つすべてのユーザーが使用する、ライブラリ内、デスクトップ上、および既定のWindowsフォルダー内に保存されたデータファイルがバックアップの対象となります。

    ※バックアップの保存先ドライブがNTFSファイルシステムでフォーマットされており、空き容量も十分にある場合は、ユーザーのプログラム、Windows、すべてのドライバーおよびレジストリ設定を含んだシステムイメージもバックアップに含まれます。ハードディスクドライブまたはコンピューターが動作しなくなった場合は、このイメージを使用してコンピューター全体を復元することができます。
    システムイメージを復元する方法については、[010853:「Windows バックアップ」システムイメージ(コンピューター全体)を復元する方法<Windows(R)7>]を参照してください。

  • 自分で選択する
    個別のフォルダー、ライブラリまたはドライブをバックアップの対象として選択することができます。また、バックアップにシステムイメージを含めるかどうかを選択できます。

    ※本操作でシステムイメージを含めなかった場合、システムイメージを別途、手動でバックアップすることもできます。
    操作方法については、[010852:「Windows バックアップ」システムイメージ(コンピューター全体)をバックアップする方法<Windows(R)7>]を参照してください。

次の項目はバックアップされません。

  • システムフォルダーにあるすべてのファイルとプログラムファイル
  • FATファイルシステムでフォーマットされたハードディスクに保存されているファイル
  • 「ごみ箱」に入っているファイル
  • 容量1GB未満のドライブ上にある一時ファイル

■スケジュール

どれくらいの頻度でデータファイルをバックアップするかスケジュールを設定します。

  • 頻度
    毎日、毎週、毎月


  • 日曜日、月曜日、火曜日、水曜日、木曜日、金曜日、土曜日

  • 時刻
    0:00(深夜)~23:00 ※1時間区切り

【注意】

  • バックアップを行なう場合は、管理者アカウントでログオンしてください。
  • バックアップを行なう場合は、バッテリー駆動ではなく、必ず電源コードを接続してください。

操作手順

  1. [スタート]ボタンスタート→[コントロールパネル]をクリックします。
  2. 「コントロールパネル」画面が表示されます。”システムとセキュリティ”項目の[バックアップの作成]をクリックします。
    図1(図1)

  3. 「バックアップと復元」画面が表示されます。”パックアップ”項目の[バックアップの設定(S)]をクリックします。
    図2(図2)

  4. ”Windowsバックアップを開始しています”メッセージ画面が表示されましたら、しばらくお待ちください。
    図3(図3)

  5. ”バックアップを保存する場所の選択”メッセージ画面が表示されます。”バックアップを次に保存(B)”項目からバックアップ先を選択し、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
    図4(図4)

  6. ”バックアップの対象”メッセージ画面が表示されます。Windowsで自動的に選択させる場合は[◎ 自動選択(推奨)]、自分で選択する場合は[◎ 自分で選択する]を選択し、[次へ(N)]ボタンをクリックします。
    図5(図5)

    ※[◎ 自分で選択する]を選択した場合

    a.バックアップしたい個別のフォルダー、ライブラリまたはドライブのチェックボックスにチェックを付けてください。
    図6(図6)

    b.[□ 次のドライブのシステムイメージを含める(S)]項目でシステムイメージをバックアップするかどうか設定してください。
    図7(図7)

    c.[次へ(N)]ボタンをクリックします。

  7. ”バックアップ設定の確認”メッセージ画面が表示されます。”バックアップの場所”、”バックアップの概要”を確認します。
    図8(図8)

  8. ”スケジュール”項目の[スケジュールの変更]をクリックします。
    ※既定では「毎週日曜日の19:00」に設定されています。スケジュールを変更する必要がない場合は、手順11へ進んでください。
    図9(図9)

  9. ”バックアップの頻度”メッセージ画面が表示されます。[□ スケジュールに従ってバックアップを実行する(推奨)(S)]にチェックが付いていることを確認し、”頻度(H)”、”日(W)”、”時刻(T)”の[▼]をクリックし、スケジュールを指定してください。
    図10(図10)

  10. スケジュールを指定しましたら、[OK]ボタンをクリックします。
  11. ”バックアップ設定の確認”メッセージ画面に戻ります。[設定を保存してバックアップを実行(S)]ボタンをクリックします。
    図11(図11)

  12. 「バックアップと復元」画面に戻り、設定を保存してバックアップが実行されます。画面上部にバックアップの進行状況が表示されます。
    図12(図12)

  13. バックアップが完了すると、”バックアップ”項目の”前回”にバックアップを実行した日時、”バックアップサイズ”にバックアップしたデータの容量が表示されます。
    ※”次回”項目に次回バックアップが実行される日時が表示されます。
    図13(図13)

  14. 右上の[×]ボタンをクリックして閉じます。

設定は以上です。

上記操作で設定したスケジュールを基に特定のファイルやフォルダーが定期的にバックアップされます。

※バックアップに使用した記録メディアは、常に安全な場所に保管してください。

※定期的にバックアップをとるには、次回バックアップが実行される前に、パソコンの電源をオンにし、バックアップ先の記録メディア(外部ハードディスクドライブなど)をセットし、使用可能な状態にしておく必要があります。

※次回以降は、前回バックアップしたデータと比較して追加または変更されたデータファイルを認識し、既存のバックアップが更新されます。

関連情報

  • 上記で設定したバックアップの設定を変更したい場合、スケジュール(自動バックアップ)を無効にしたい場合、バックアップからファイルやフォルダーを復元したい場合、今すぐバックアップしたい場合などの操作方法については、以下のリンクを参照してください。
    [010855:「Windows バックアップ」とは?]

以上